2022-02-14

「金額」の書き方

「~の(金)額」は「the amount of ~」ですが、多くの場合「the amount of」は不要です。以下に例を挙げました。Kei Narujima の税務英語豆知識から随時移行中です。

例文:
1. 当該税制優遇は調整後総所得額の25%を上限とする。
    The tax relief is limited to 25% of the adjusted total income.

2. 一定の取引については利子額の計算が求められる。
    You must calculate interest on certain transactions.

3. 企業は資本金の額を変更することはできますか。
    Can a company change its share capital?

4. 課税仕入れに係る支払対価の額は下表に記載されている。
    The table below shows consideration for taxable purchases.

5. 消費税額は、課税売上に係る消費税額から課税仕入等に係る消費税額を控除して求める。
    JCT* liability is calculated as output JCT** minus input JCT***. 
       * JCT = Japanese consumption tax
       ** Output JCT = JCT on taxable sales
       *** Input JCT = JCT on taxable purchases

「the amount of」が必要になるのは、例えば、下のように利子の「率」と「額」が両方出てくるときです。「rate」と「amount」を使った方が分かりやすくなります。

日数に日割りの利率を掛けると、加算する利子額が計算できます。
Multiply the number of days by the daily interest rate. This gives you the amount of interest to be added.

Kei Narujima の税務英語豆知識から随時移行中です。

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