2023-11-01

消費税の「特定期間」

消費税における「特定期間」、国税庁サイトでは以下のように説明されています。

------------------------------------------------------
事業者のうち、その基準期間における課税売上高が1,000万円以下である者は、原則として免税事業者に該当しますが、平成25年1月1日以後に開始する年又は事業年度については、基準期間の課税売上高が1,000万円以下であっても、特定期間の課税売上高が1,000万円を超えた場合には、課税事業者となります。

(注) 特定期間の課税売上高が1,000万円を超えるかどうかの判定については、課税売上高に代えて、特定期間中に支払った給与等の金額により判定することもできます。

この場合の特定期間とは、個人事業者にあってはその年の前年1月1日から6月30日までの期間、法人にあっては原則としてその事業年度の前事業年度開始の日以後6月の期間をいい、その具体的な例は次のとおりです。

------------------------------------------
英語にしてみました。

For Japanese consumption tax ("JCT") purposes, an enterprise is generally exempt from JCT if the following applies:

1. For a calendar/fiscal year beginning before 1 January 2013:
    - Its taxable sales of the enterprise for the base period* is JPY 10 million or less.
2. For a calendar/fiscal year beginning on or after 1 January 2013:
    - Its taxable sales for the base period* is JPY 10 million or less (the same as above) and;
    - Its taxable sales or salary payments for the specified period** is JPY 10 million or less.
*  The base period is generally the (fiscal) year two years before the current (fiscal) year.
** The specified period is the first six months of the previous (fiscal) year. 

もう少ししたら2013年(平成25年)1月1日より前に開始する年又は事業年度についての記載は不要になるでしょうね😜

------------------------------
税務英語の目次はこちら♬
会計税務英語五十音検索はこちら
会計税務英語に関する記事です。質問、コメントお待ちしております!Google アカウントを持ってない方は、「Google アカウント」をクリックし、「匿名」か「名前/URL」を選択してからご記入ください!

0 件のコメント:

コメントを投稿

資本の払戻しを行った場合のみなし配当等の計算

資本の払戻しを行った場合のみなし配当等の計算についてまとめました。