事業年度、課税年度、事業期間、課税期間、等々、いろいろな言い方がありますが、会計税務翻訳では基本、全て、
fiscal year
で問題ありません。ただし、以下の二つの場合には注意が必要です。
(1) 消費税の「課税期間」
消費税は課税期間を1年から3カ月または1カ月に短縮することができます。ですから(日本の)消費税における課税期間は「taxable period」とすることが多いです。
例文:
その会社は消費税の課税期間を3カ月に短縮している。
The company has adopted a three-month taxable period for Japanese consumption tax purposes.
(2) 組織変更、解散等があった場合の「課税期間」
組織変更や解散等があった場合にも課税期間が1年未満になることがあります。その場合は「fiscal year」ではなく、「fiscal period」とします。
例文:
その会社の買収される直前の事業年度(1年未満)の取引は多かった。
The corporation had significant transactions in the short fiscal period immediately prior to being acquired.
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