2024-03-06

個別評価金銭債権と一括評価金銭債権

会計税務でよく聞く「個別評価金銭債権」と「一括評価金銭債権」ですが、英語ではなんと言えばいいでしょうか。

それぞれ以下のような意味のようです。

 

説明

英語

個別評価金銭債権に係る貸倒引当金

実際に回収不能の懸念がある債権に係る貸倒引当金

Specific provision for bad debts

一括評価金銭債権に係る貸倒引当金

その他の債権に係る貸倒引当金

General provision for bad debts


注意点:
  1. 個別=individual、一括=collective ではなく、意味(個別債権への引当金かそれ以外か)を英語にすることが大切です。
  2. 貸倒引当金には以下のようにいろいろな言い方があります。
    • Provision for bad debts
    • Provision for doubtful debts
    • Provision for doubtful accounts  

繰入限度額については国税庁サイトに以下のように説明されています

貸倒引当金の繰入限度額は、個別評価金銭債権と一括評価金銭債権とに区分して計算することとされています。このうち、一括評価金銭債権に係る貸倒引当金の繰入限度額の計算の概要は次のとおりです。

参考英訳
The deduction limit of provision for doubtful accounts is calculated separately for specific provision and general provision. The deduction limit of general provision is calculated as follows: 

貸倒引当金(通常は損金算入不可)を損金算入できる中小法人の定義についてはこちらをご覧ください。
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